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01……タイの古典音楽にぶっとんだ!!
象のオーケストラもすごいぞ!!
03年3月、イラク戦争開戦、SARS脅威の中、バンコク旅行で初めてタイの古典音楽に出会った。
その日は日本語の上手いタイ人ガイド嬢が搭乗するパンダバスの一日ツアー。バンコク郊外のココナッツ・ファーム、バムヌン・サドアク水上マーケット、サン・プラーン象園を巡り、最後のローズガーデンに到着。
ここの屋内ホールで、タイ伝統文化のカルチュラル・ショーを観る。タイ各地の民族舞踏、結婚式、剣舞、格闘技ムエタイとスピーディーに時にコミカルに展開するショーも良かったが、民族音楽の演奏には感動させられてしまった。何の期待もなく出会った素晴らしい演奏の衝撃は相当なものだった。
ラナート・エク(舟型吊り木琴)ケーン(ラオス笙)ピン(金属弦楽器)ピン・ハイ(陶製打楽器)ウォード(竹製パンパイプ)などの古典楽器群、そしてNae、いわゆるダブル・リードのチャルメラ。舞踏や儀式の展開にあわせて、エレキベースやパーカッション、ヴォーカル、コーラス、なんとエレキ・ギター、テナー・サックスまで、次々に演奏者が増えるは増える。後から分かったが、古典音楽をほどよく今日風に、簡単にいえば陽気なミニマル・ミュージックをチャルメラのリードがぐんぐんリードしたサウンドだ。
ケーン/ラナート・エク/
ウォード(インテリア楽器)
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ローズガーデンに出演していたグループのCDは売っていないのか? とショップを探したが見あたらず(20数枚シリーズの古典音楽CDはあったが、さすがに多すぎるので断念)、帰ってから国内盤や輸入盤をいくつか漁り、今やすっかりタイの古典楽にはまってしまった。
■イサーンの祭りと踊り〜タイのポーン・ラーン
KING KICC 5124
このCDが、先のローズガーデンのグループの音楽に最も近いものだった。イサーン(タイ東北部)の代表的な合奏形態が収録されている。ラナート・エクという舟の形をした木琴の明るい雰囲気の合奏(合奏形式をポーン・ラーンという)に、円形状に並べた竹管、ウォートのひょうきんな旋律と音色、モーラムと呼ばれる歌の伴奏にも使われるケーン(ラオス笙)は哀愁味ある竹のパイプオルガンのよう。リズムの反復にからまるメロディーが魅力的だ。イサーンは貧困の代名詞とされている地方だそうだが、こんな豊かで素晴らしい音楽が伝えられている。
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■ Fong Naam / Ancient-Contemporary Music
Celestial Harmonies 14098-2 (95年)2CD
Fong Naamは、ブルース・ガストンというアメリカ人がリーダーだが、タイの一流の音楽家が参加しているグループ。伝統的な古典楽器編成を重視し、様々なタイプの古典楽曲の演奏をしているとともに現代曲も収録。ゆったりとした優雅さは、ジャワのスンダ地方などの宮廷音楽にも共通している。
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■ Soldier & Lair / Thai Elephant Orchestra
Mulatta Records mul 004(00年)
タイの象は絵も描くが、演奏もする。7才から17才の象が6頭参加したCD。象サイズに木枠を組み、ゴングやケーン(ラオス笙)ドラムス、ハーモニカを象のセンスで演奏している。オーバーダブはされていない。実にまったりとしたフリー・ミュージックとなっている。テルミンやプリセットされたシンセサイザーの曲はすごいアヴァンギャルドな仕上がり!! このCDの売り上げは、The Thai Elephant Conservation Center (TECC)に寄付されるそうな。SARS影響で観光客が減少したタイで、大量の象と調教師の失業が以前ニュースで伝えられていたが、絵画や音楽と芸達者な象たち、今後もがんばってほしいものです。
◎タイの歴代国王の作曲した音楽を演奏する国立楽団、土着的パワーあふれる歌モーラム、チェンマイの雅な古典音楽などまだまだたくさんの魅力的な音楽がいっぱいあるし、ラオス、ミャンマーなどのお隣の国には当然互いに影響を受けた音楽がある。
タイの料理もおいしい。安くておなかいっぱい。音楽と料理、さらにタイへの関心は深まるばかりである。
■Thai Net City
タイのポップスから古典音楽まで揃うCDのネット販売ショップ。カード決済で1週間ほどで入手できる。サンプル・ファイルが多数あって楽しめる。
→web
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contents
:: MUSIC
:: 民族音楽 耳のよろこび
00: Reference
01: タイ
02: バリ
03: インドネシア
04: 韓国
05: 沖縄
(番外) Cafe Mekong/Hotel Vietnam
舩橋楽器資料館
music main

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