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03……音楽の宝庫インドネシア
西ジャワ(スンダ地方)、クロンチョン。
インドネシアには、多様な言語、文化があり、中部ジャワやバリ島のガムラン音楽の他にも魅力的な音楽がある。
◎西ジャワ(スンダ地方) 古典音楽
スンダ地方は、独自のスンダ語を持ち、王宮がなかったため民衆と密接に結びついた音楽がある。声楽が盛んなことと様々な様式が混在することもスンダ音楽の特徴となっている。古典からポップまで実に豊かだ。

■西ジャワの宮廷音楽〜
古雅の調べ
キングWML KICW-1073
86年来日したグループの録音。大ベテラン女性歌手エナ・スカ・エナ、男性歌手ディディン・バジュリ。演奏はルバーブ(胡弓)、スリン(竹笛)、カチャッピ(箏)の名手らによる。静かで哀調を帯びた調べ。トゥバンは「詩・歌・詩歌」を意味し、トゥバン・スンダと呼ばれる。滋味豊かな音楽だ。
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■西ジャワの音楽〜
スンダの巨匠
キングWML KICW-1074
後述のジャイポンガン女性歌手イジャ・ハディジャも参加した作曲家・カチャッピ演奏ナノ・Sをリーダーとするグループの来日録音盤(94年小泉文夫追悼演奏会)。伝統音楽に基づく作曲とアレンジは、歌と共に秀逸な作品。
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*共に旧規格ジャケ
◎ジャイポンガン
70年代中頃に誕生したスンダ古典音楽を現代化したもので、ググン・グンビーラが、クトゥック・ティルという舞踏音楽スタイルにジャワ・ガムランの様式を取り入れたものがジャイポンガンの元となったとされる。クトゥック・ティルには猥雑な女性ダンサーの踊りもあったそう。演奏は、ボナン(釜状の鐘)サロン(鍵盤楽器)クンダン(両面太鼓)ゴング、ルバーブ(2弦弓形楽器)というスンダ音楽の基本、そしてなんとも艶っぽい歌がなんとも魅力的だ。スンガックと呼ばれる男性の合いの手で、肉声でリズムにアクセントをつける。
■Idjah Hadidjah(イジャ・ハディジャ)/Tonggeret
Icon Records 1987年 80年代を風靡したジャイポンガン歌手、イジャ・ハディジャの傑作。今はジャイポンガンも廃れてしまったらしいが、彼女たちのような素晴らしいシンガーがスンダから今後も出てきて欲しい。
■Euis Komariah & Yus Wiradiredja/
The Sound of Sunda
GlobeStyle Records 1990年
「歌の天才と称され、絶大な人気を誇っており、トゥンバン・スンダ歌手の中で現在彼女を超える存在はいない。」Euis Komariah(ウイス・コマリア) の「Jaipoingan Java」「The Sound of Sunda」歌はのびやか、高度な演奏も素晴らしい。ウィスは、03年11月に来日し、今も変わらぬ魅力的なヴォーカルを聴かせてくれた。
◎クロンチョン
■ブンガワン・ソロ
ビクター VICG-60254
16世紀ポルトガル人がインドネシアをほぼ1世紀にわたり支配した。ポルトガル人が持ってきた小型ギターが、ハワイのウクレレ、ペルーのチャランゴといろんな地域に定着する。インドネシアのクロンチョンという音楽は、この小型ギターの名前でもある。クロンチョンにギター、チェロ、ベース、ヴァイオリン、フルートといった編成で、女性歌手を中心に演奏され、独自の洗練に至った。クロンチョン2台の合奏では、互いにリズムの表と裏を取ったり、シンコペーションや三連を交え複雑に絡み合ったりする。このCDは名曲「ブンガワン・ソロ」を作曲者のグサンとワルジーナのデュエットで収録されている。
◎ササンドゥ
■小スンダ列島のササンドゥ─椰子の葉の調べ
キングWML KICW 1078
ササンドゥという伝統楽器は、インドネシア最南端に位置するロテ島のロテ人によって演奏されている。竹筒のまわりに10本の鉄弦を張り、駒と糸巻きで音程を調整し、竹筒のまわりの椰子の葉と竹筒によって二重に共鳴する素朴で美しい楽器。日本の童歌や民謡の音階にも似た演奏と音楽も素晴らしい。

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contents
:: MUSIC
:: 民族音楽 耳のよろこび
00: Reference
01: タイ
02: バリ
03: インドネシア
04: 韓国
05: 沖縄
(番外) Cafe Mekong/Hotel Vietnam
舩橋楽器資料館
music main

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