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ソウル食べ歩記 6人囃子
Feb. 27-29, 2004

(navigators : 佐藤行衛さん&ハン・ウニさん/在ソウル)

04年2月末、ソウルへ2泊3日の旅に行った。男6人囃子での旅はお笑いの旅、通りや市場を歩いていると、必ず1人は姿が消える。だからいつも人数を確認しなくてはならない。ソウルの3日間の気候は名古屋並、多少の雨がぱらつく時もあったが、予想よりは寒くなかったのでラッキーだった。出発日の名古屋空港でも雪が舞っていた。ソウルに着いて現地添乗員の人に聞いてみると、その日はソウルも雪が降ったそうで寒いですという。いとはいえ市内を長時間散策しているとそれなりに寒かった。なにしろ普段歩き慣れてないからね。寒い、足が痛い。帰国後の3/4には、積雪18.5cmという100年ぶりの大雪だったそうだ。

さて、ここでは今回どんな6人囃子の連中が、ソウルでどんなソウル・フードを食べまくってきたかをまとめてみた。6人+で食べたメニューの数々です。

01:地下鉄チョンガク付近の屋台

仁寺洞(インサドン):
伝統とモダンアートの人気街、イサンドン周辺は金曜の午後というのに結構な人出だ。楽器専門店「楽園商街(ナグォンサンガ)」(でかいフロア全部が楽器関係のショップ、2・3階で約200店)の一角に唯一ある民族楽器屋さん、研楽社(ヨナッサ)でテピョンソ(いわゆるチャルメラ)を購入。新しくできたというアート・ギャラリービルでは、偶然にヴィデオ・アートの父、ナム・ジュン・パイクの小展示がありラッキーだった。古道具屋をのぞいたり、日本でも知られる打楽器奏者、金大煥(キム・デーハン)氏の事務所の下のおみやげショップ、アリランで、氏のポストカードを購入。(ぼくらの帰国後3/1に惜しくも亡くなられたと聞いた)少し離れてCDショップでは、韓国の伝統音楽やコンテンポラリーものを数枚購入。1000円〜1200円という安さだ。(ポイントは佐藤さんへ)

■ケーランパン:大判焼き(今川焼き)の中に、あんこの代わりに卵焼きとじゃがいも(たぶん)が入ったアイデアフード。ケーラン=鶏卵。ほんのり甘く、軽食にいい。

鯛焼きはプンオ(鮒)パンというそうだ。たこ焼きの屋台もある。この他、路上の屋台にはさまざまな食べ物が並んでいる。蚕の蛹の水煮ポンテギ、湯気たつ鍋に鼻をよせてみると、その臭いだけでクラクラしてしまった。これは食べたくないな。

02:仁寺洞(インサドン)の居酒屋にて

■マッコルリ:米で作った濁り酒。さっぱりとしたライトな口あたり。お店によって味が異なる。まだ外は明るかったが、マッコルリでほんのり身体が暖まった。
■ノクトゥジョン(右)クルジョン:ジョン(粉料理)2種。韓国ではチヂミとはあまり言わないそうです。ノクトゥジョンは、緑の豆を磨り潰して生地にして焼いたもので、かりっと焼き上がっておつまみに最適。クルジョンは、牡蠣のジョン。しっとりした焼き上がり。どちらもタレをつけていただく。
キムチ、カクトゥギ(カクテキと発音すると韓国の人の多くに笑われるそう)、ナムル、ピリ辛サラダなどは食べ放題。こりゃ「おまけ」をつまみながらでも十分飲めてしまう。箸はスティール製の長く平たい箸だ。使い慣れるまでは少々使いづらいが、すぐ慣れます。



03:支庁(シチョン)のラディソン・ソウル・プラザの裏界隈の焼肉屋ハンヤンカルビにて


気さくな女将がいるこのお店では、ふだん口にすらできないちょっと贅沢な焼肉を堪能させてもらった。それなりに値ははりましたが大満足で満腹!!

■コトゥンシム:最初に登場の味付けなしの霜降りロースです(どうりで美味いわけだ)は至福のうまさだった! たれも野菜もなしでそのまま食す。肉本来のうまみが味わえた。こんな高級な肉は初めてだった。日本で食べたら何倍もする料金らしい。
■ヤンニョムカルビ:たれにつけこんだ牛カルビ。お店のおばさんがはさみで迅速に切り分けてくれる。ここからは定番の食べ方で、エゴマの葉、サンチュ、にんにく、味噌にカルビをはさんで食べる。他にも骨付きカルビも食べる。
■ユッケ:鮮度勝負の牛ロースのミンチ。醤油やごま油で下味をつけ、卵の黄身とまぜて食べる。おばさんが上手に人数分を取り分けてくれた。
■ケジャン:旬のわたりガニをコチュジャン、醤油などで漬けたもの。生のかにの身の甘さがとろり。この店への案内してくれた友人の顔で4皿も無料サービス!



■ソルロンタン:牛の内臓などを骨付きのまま長時間煮込んだ白濁牛骨スープ。超あっさりなのに深みのある味わい。実にうまい!
■冷麺:おそらくそば粉の冷麺。極細麺を冷たいスープで味わう。
■真露(チルロ):マッコルリと同様に韓国でポピュラーな焼酎チルロ。21度のあっさり焼酎はストレートで飲む。22度も同メーカーから発売されている。コンビニに紙パックものがあった。傾向としてマイルド化しているようだ。今でも韓国・日本では25度ものも発売。
■ビール Hite:ライトな味
*ごはんは当然ふたつきのステンレス食器で出されていた。最終日に南大門(ナムデムン)の食器セール会場で購入。旅先で食器や道具を集めるのがいいなと最近考えていたからです。

04:新村(シンチョン)と弘大(ホンデ)の中間あたりの居酒屋サヌリム(山彦)

周辺に延世大学や西江大学、梨花女子大学、弘益大学校があり活気のある学生街の焼肉通り(ほんとにずらりと並んでいる。テーブルに電線ケーブルの木製の芯を使ったテーブル、プラスティック製イスの店が多い)のなかの居酒屋に到着。さすがに全員満腹顔、「すいかを食べよ」ゲームでちょいと腹ごなし。学生が多いこのお店では、マッコルリが真鍮のやかんで出てきた。いい感じ。まだ飲むのか〜、マッコルリでコンベ(乾杯)〜!(だれだ! マッコルリでモッコルリって言ってるやつは!)

■チョゲタン:豆腐、あさり、えのき、赤・青唐辛子のあっさりヘルシー・ピリ辛スープ。



■カムジャジョン:マッシュドポテトのジョン。


05:明洞(ミョンドン)の老舗・ミョンドンギョジャ(明洞餃子)

午前中は、ホテルのとなりのスターバックス・カフェ(いたるところにある。Today's Special Short: W2200=約220円と安め、注文は韓国語で、コピッ=コーヒー、ハナ=ひとつ)でコーヒーを飲んでから、歩いて景福宮と敷地内の国立中央博物館を鑑賞後、タクシーでミョンドンへ移動。ミョンドンは最も人気の繁華街というだけあって、通りはどこもすごい人混みだ。どうしても行ってみたかった老舗人気店は大ヒットだったぁ!

■カルグクス:鶏がらスープの平麺手打ちうどん。ワンタンと鶏挽肉、ズッキーニとよく混同されるというホバク(韓国かぼちゃ)と呼ばれている野菜がのっている。あっさりスープだが、麺の小麦粉が溶けてとろりとしている。柔らかめの平麺もいい。テープにあった辛子味噌を入れるとさらにうまい。
■マンドゥ(肉まんじゅう):一皿10個。菊の花のつぼみ状の包み方が韓国風。野菜、豚肉、豆腐などの具がたっぷり。香ばしいごま油が利いている。
■ビビングクス:そば粉の冷麺はとにかく甘辛。キムチをのせるとさらにうまい。
おまけに付いてくる人気キムチはバカうまで、かなり辛い。ごはんとお水もついてくる。
全メニューは3品。全品W5500と前払い明朗会計なり。夏季限定メニューには、コングクス(大豆スープの冷麺)がある。

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ソウル─ソウル旅日記
バンコク─サバーイな犬とヒト、そして象。


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